CROSS TALK 「ジェネックスパートナーズらしさ」とは
少数精鋭のコンサルティングファームとして、クライアントと共に変革を実現していくGenex partners。本記事では、社員が感じている仕事への思いやジェネックスパートナーズらしさについて3人のメンバーに語ってもらった。
(左から)マネージャー 遠山拓馬、 パートナー 井田智絵、 シニア・コンサルタント 野澤颯志
設立から受け継がれてきた精神を改めて議論し、VALUESとして再定義。
ジェネックスパートナーズらしさを現メンバーでしっかり体現していく。
設立20周年を迎えた今、改めて「ジェネックスパートナーズ(以下GX)らしさ」を考えようという事になったわけですが、考える事になったきっかけは何ですか?
井田
設立当時から受け継がれてきた価値観を、それぞれのメンバーが各プロジェクトにおいて一貫性をもって体現できることが重要であると考えました。
今いるメンバーで「GXらしさ」を改めて言語化する事で、皆が考え、行動する際の拠り所とできるものを作りたい。これから入社してくる人にも伝えていけるようにしたい。そういう思いから「GXらしさ」を再定義しようという流れになりました。
「GXらしさ」はどのように言語化されたのでしょうか?
野澤
自分の例で言いますと、初めてアサインされたプロジェクトで一定の役割を任せていただいた事は今でも印象に残っています。
クライアントから頂いたデータを上席者や先輩のフォローを受けながら分析し、分析結果に関する資料を作成の上、カウンターパートに向けプレゼンテーションを行う。この一連の流れを、最初のプロジェクトから経験できたというのは、大きな財産になりました。
通常ですとそのような案件に新人がアサインされ、一定の役割を任されるというのは少ないと思うのですが、GXではフォローする体制が整っており、任せていただける。まさに「Challenge&Change」でした。
また、活動中にクライアントにもコミットしてもらえるよう働きかけるといった部分では、周囲のやる気に火を付けるという意味で「Have Passion & Drive Others」に通じるとも思えます。みんなが感じている共通意識が、上手くこの「6VALUES」に落とし込まれたと感じます。
井田
改めて全社員で整理したことは非常に重要で、この「6VALUES」が何かをしようとしたときの判断の拠り所となります。
例えばメンバーが何か行動を起こすときに、「それはBe Mindfulなのか」という問いかけをお互いにしているシーンを見かけたりしますが、上下関係なく皆が同じ判断軸で最終的な結論を出せるようになったと感じています。
このマインドをメンバー全員が持ち、実践していけていることが、GXの強みなのだと思います。
社員全員に流れている「クライアントファースト」の思い。
その共通意識こそが「GXらしさ」を創出する。
それでは、各々が考える「GXらしさ」について教えてください。
遠山
私は前職では600人規模のコンサルティングファームに所属していたのですが、前職のプロジェクトでは予め定められたゴールがあり、ゴールに向かって大勢を巻き込みながらプロジェクトを進めていくスタイルでした。
一方でGXではクライアントが何を本当に必要としているのかを徹底的に考える事から始まります。必要であるならばどんなアプローチがクライアントにとって心地良いのか、そのためにはまず何をすべきか等、パートナー層と一緒に討議し考える時間が圧倒的に増えました。
大変な事は多いですが、クライアントや自分たちにとって一番ハッピーになれる方法を誰もが本気で考える環境は自分にとっては居心地が良いと感じます。入社前に感じていたこの「GXらしさ」を入社後、一層実感できています。
野澤
私は新卒でアナリストとして入社したのですが、私も「クライアントファースト」の精神に共感して入社を決めた経緯があります。バックグラウンドや仕事のスタイルは違っても、皆が同じ方向を向いている、すごく芯の通った組織だと感じています。
そうした環境の中での仕事なので、私自身も仕事に取り組む際はプロとしてクライアントと対等にコミュニケーションを取り目標を達成できるよう、事前準備などは特に大切にして行動をするようにしていますね。
井田
私はGXを一度退社して、複数の外資系ファームに在籍をしていたことがあるのですが、外に出てみたからこそ感じた「GXらしさ」がありました。
前職ではプロジェクトの進め方やアプローチの方法がある程度決まっていて、既定路線の中で淡々と仕事をこなしていくような部分があったのですが、GXにはそういった縛りが一切ないです。大前提として、クライアントの為に何を成すべきかという「クライアントファースト」の精神がGenex partnersの仕事の根底には流れていて、その根底さえ揺るがなければ社内の制約など一切なく、必要なアクションが取れます。これは昔も今も、ありがたいことに、まったく変わっていません。
コンサルタントとして何をしたいか立ち止まって考えた時、環境や価値観の部分が改めて自分に合っているなと感じます。
遠山
「クライアントファースト」と会社の利益は必ずしも正比例するものでなく、利益だけを考えるのであれば、他にもっと効率の良い方法があるかもしれません。ただしGenex partnersはクライアントを変革するということを本気で考えている集団のため、クライアント自身が本気になって変わっていくというところまでをコミットしなくてはならないです。
私たちがクライアントの変革のために汗を流すのは当然ですが、コンサルタントがただの御用聞きになってしまってはコンサルティングをする意味がないと思っています。
クライアントにも本気でぶつかってもらわないと真の意味での変革は難しく、共に変革を目指すパートナーとして、本気で取り組んでいく姿勢を常に意識し、クライアントと共に切磋琢磨する日々です。
井田
Genex partnersは、我々コンサルタントがいなくなってもクライアントが自走できる状態にする事をゴールとしている為、クライアントにもコミットしてもらい一緒に築いていくというスタンスや、クライアントに成功してもらうための目いっぱいのフォローなどを、どのメンバーも各プロジェクトで実践しています。
その様な一連の流れは、本当にGXらしさなのだと思います。
求められるのは「クライアントのために」という強い思い。
最後に、Genex partnersに関心を持ってくださっている方々に向けてメッセージをお願いします。
野澤
「6VALUES」は、大手ファームとの差別化という意味でもかなり特徴のあるものと思っています。
今後の採用という観点で言えば、自分自身、面接時にこのマインドの部分を充分に感じることが出来て入社を決めたところでもあるので、「6VALUES」の「クライアントにとって正しい道を選ぶ」をはじめとした各要素に共感してくれる人であれば、入社後のギャップもなく活躍ができると思います。
遠山
「6VALUES」の共感はもちろん、「クライアントを本気で変えたい」と思ってくれる人にぜひ来てほしいです。
変革のパートナーを務めるというのは口で言うほど楽ではありません。ですが、少しでもクライアントのために「もっとこうだったらいいのに」と思うことができ、それを自分事として周りを巻き込みながら進めていこうと思える人であればGenex partnersはきっと挑戦しがいのある環境になると思います。
井田
そうですね。共通の価値観とともに、自分で考えて動けるという要素は大切になってくると思います。
常に変わる現場状況で、何が必要かを都度考え、判断していくということが日々必要になるため、そういう時にしっかりと自分で考え動ける素養というのは必要になるでしょう。
また、Genex partnersは「こうしたい」ということがあれば、経営にすぐに挙げることも可能な環境です。課題認識があって能動的に動ける人であれば確実に成長できると思います。
遠山
Genex partnersは社員同士の距離も近く、いい意味でいろいろとカジュアルに相談を出来たりもする環境です。
フォローする体制も整っており、知識や経験は後からついてくるものですから、この記事を読んで興味を持ってもらえた方には是非Genex partnersの門を叩いてもらいたいです。
(記事の内容、タイトル等は2023年8月時点のもので、現在と異なっている場合がございます。)