現在は、パートナーとして当社の経営メンバーの役割、および担当させていただく各クライアント企業における課題解決の最終責任者としての役割を担っています。

Genex partnesの場合、パートナー間で明確な担当分野割などは行っていませんが、私が主なテーマとしているのは“第N次創業の支援”です。第N次創業とは「自律的な意思をもって、顧客・市場への提供価値を最適化するために、会社や事業を大きく変革していく営み」だと考えており、以下3点に主にフォーカスしています。
　◆いわゆる大企業がGoodな会社からGreatな会社になる
　　ことを志向する際の改革支援
　◆PEファンドや投資会社の投資先となって新たに生まれ変
　　わろうとしている有望なポテンシャルを有した企業のバリ
　　ュークリエーション支援
　◆創業起業家がリードする起業期からチーム／組織経営に
　　移行してより大きな成長を志向し始める際の支援

Genex partnersは元々「実際の成果を創出すること」を目的として、外資系のコンサルティングファームからのスピンアウトで設立されたやや風変わりなファームです。そのため、いわゆる経営・戦略の課題を扱うコンサルティングファームとしての出自から継承している側面と、成果を生むためには机上の検討よりも実際に「正しい目標に対して正しく確実に動く」ということが最も重要だと考えているという創業時に形作られた側面とを併せ持っています。

Genex partnersの特徴や強みをクライアント企業の方々からの評価として伺うと、「戦略の机上検討だけに陥らず、かといって現在の現場だけを見た局所解にも陥らない、バランスの取れた企業価値向上支援だった」、「プロジェクトで協働することで自社の組織能力（ケイパビリティ）も成長したと実感する」などのお声をいただきますが、この様な評価をいただける背景には、Genex partnersが併せ持つ2つの側面から来る課題解決・成果創出への姿勢があるものと考えています。

戦略上の意思決定を支援する際でも、実際に価値創出のための執行を行う際でも、意識している点が2つあります。
1つは付加価値の一番大きなイシューに集中出来ているかという点。もう1つはそのイシューに集中して検討・行動することについて、一緒に取り組むクライアントの方々が納得感を持って心から取り組むことが出来る状況になっているかという点です。